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鉄　St

長所

素材自体の​強度・剛性・加工性・溶接性・塗料密着性が高く、様々な形状に対応できるため、多くの需要があります。

短所

周囲の環境に応じた適切な表面仕上げを施さないと、サビによる腐食が発生します。塗装の塗り替え等のメンテナンスが必要です。

仕上げ

工場出荷時の表面仕上げは、溶解亜鉛めっき鋼板にさび止め塗料を塗った状態が基本となります。現場塗装・焼付塗装・エイジング塗装や木貼り・石張り・タイル貼・ガラス貼・クロス貼・塩ビシート貼りなど、最終仕上げは多岐にわたります。​部分的にステンレスを使用することもあります。​

ステンレス　SUS304

長所

ほとんどサビないため、素材自体の美しさを表現できます。さらに​強度・剛性・溶接性が鉄同様に高く、排水処理施設等、様々な場所で必要とされています。

短所

溶接すると熱による変色やひずみが発生するため、極力溶接は行いません。素材自体が高価なうえ製作工程が複雑なので、サッシは高額になります。

仕上げ

​素材の研磨方法は、鏡面・ヘアライン・バイブレーションがあります。美観が求められない時は、無研磨品を使用します。塗料密着性が低いので、塗装時は注意が必要です。

アルミニウム　Al

長所

熱いうちに高い精度で成型することができ、大量生産に向いています。（弊社では一部のみの取り扱いとなります）　耐候性が良く、窓では主流です。

短所

​溶接が困難なため、発展性に乏しいです。また、材料の強度が低く、防犯性が低いです。剛性が低く、部材が太くなりがちです。熱伝導性が高く、結露しやすいです。

仕上げ

​耐候性を高めるためにアルマイト処理が施されています。塗料密着性が低いので、塗装時には注意が必要です。
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